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このページでは、アクセスが集まるタイトルの付け方について説明していきます。
〜もくじ〜
アクセスを集めるためにはタイトルが命!
タイトルの付け方を説明する前に、アクセスを集めるためにはタイトルが重要であることを理解しておきましょう。タイトルの付け方でアクセスが決まると言っても過言ではありません。
あなた自身、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンに何らかのキーワードを打ち込み検索したことがありますよね。
例えば、友達と話をしていて「石原さとみの今の彼氏って誰だろう?」という話題になり、「石原さとみ 彼氏」と検索したとします。検索結果はこのようになりました。

上位に表示されているサイトのタイトルには全て「石原さとみ 彼氏」というキーワードが入っていますね。
パソコンやスマホから気になる情報を調べた際、大半の人は1番上に出てくるサイトをクリックします。ある企業の調べによると、クリックされるパーセンテージはこのグラフのようになっているようです。

このグラフを見て分かる通り、サイトが1位に表示された場合のクリック率は21.12%、2位だとその約半分の10.65%まで落ちます。
4位以下だとクリック率はそれほど変わりなく、検索結果に表示されてもクリックされる可能性は低いということがわかりますね。
ジャンルや検索キーワードによっては1〜10位のサイトを比較するためにまんべんなく見る検索ユーザーもいますが、上位3位以内に入っていた方があなたの書いた記事を読んでもらえる可能性は高いということです。
サイトのドメインパワー(Googleからのサイトの評価・信頼度)によっても掲載順位は変わりますが、まずは1ページ目(10位以内)に表示されるよう、意識してタイトルをつけていきましょう。
タイトルをつける際、「どのキーワードで上位表示を狙うか」「いかにクリックされやすいタイトルをつけるか」というのが重要になってきます。
どんなに記事の中身が良かったとしても、検索にかからないタイトルだと記事を読んでもらうことができません。またかろうじて検索にかかったとしても、タイトルの付け方が雑だとクリックされない可能性があります。
Googleは常に進化し続けており、最近はその記事がどれだけユーザーの検索ニーズを満たしているかでサイトの順位を変えるようにもなってきました。
ですから上位表示されるためには、タイトルに加えて記事の中身も重要です。
・ユーザーの検索ニーズを満たすタイトルをつける
・ユーザーの検索ニーズを満たす記事を書く
この2点を意識していきましょう。
記事の書き方に関しては、こちらのマニュアルを繰り返し読んで「どうやったら読者に満足してもらえるか?」を常に考えるようにしてくださいね。

それでは、ユーザーの検索ニーズを満たすタイトルのつけ方について説明していきます。タイトルは手を抜かずに決めるようにしましょう!
タイトルをつける際の7つのポイント
タイトルのつけ方にはコツがあります。記事を書き続けていれば嫌でも慣れてくるので、まずはマニュアルを見ながらタイトルを考えてみてください。
1.タイトルは30文字前後でつける
2.メインキーワードは先頭にする
3.不自然なタイトルにしない
4.タイトルは2つか3つに区切る
5.「、」や「。」は使用せず「!」や「?」で区切る
6.興味を引く単語や文字を使用する
7.丁寧かつスピーディーに決める
では、一つずつ解説していきます。
1.タイトルは30文字前後でつける
Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンで表示されるタイトルの文字数は30文字前後となっており、それ以降は「…」と表示されてしまいます。
先程の「石原さとみ 彼氏」で上位表示されているタイトルもいくつか「…」となっていますね。
Googleでは31文字まで表示されるようになっています。32文字目以降は「…」となるということですね。
後半が「〜をチェック」など検索キーワードにそれほど影響のない単語ならば35字くらいまで長くなっても問題はありませんが、なるべく31字以内でタイトルを付けた方がスッキリします。
「石原さとみ 彼氏」の記事でも、30文字でタイトルをつけている1位のサイトの方が何が書いてあるのかパッと見てわかりやすいです。
タイトル文字数カウント君!などを使って、タイトルの文字数を意識してみてください。
タイトル文字数カウント君!:https://singoro.net/seo-title-count/

ちなみに、文字数が少なすぎる場合はせっかく書いた記事でアクセスを集められる可能性も少なくなってしまいます。アクセスを集めるためには28文字以上31文字以内を目安にタイトルをつけるのが理想です。
2.メインキーワードは先頭にする
メインキーワードというのは、検索する際に最も重要なキーワードです。先程の例だと「石原さとみ 彼氏」のメインキーワードは「石原さとみ」となります。
「彼氏 石原さとみ」と検索する人は少ないですよね。いるかもしれませんが(笑)
例えば・・・
「アウトデラックスに出演!石原さとみの彼氏や過去の熱愛情報は?」
このようなタイトルだとメインキーワードである「石原さとみ」が途中に入ることで前後のキーワードと結びつきにくくなってしまいます。
ですから、メインキーワードは常に先頭に持ってきてタイトルを構成しましょう。
「石原さとみの彼氏や過去の熱愛情報は?アウトデラックスで暴露!」
こちらの方が石原さとみさんに関する記事であること、彼氏や過去の熱愛情報についてアウトデラックスという番組内で暴露したということが明確に伝わりますよね。
メインキーワードを先頭に持ってきて、誰(何)に関する記事なのかということをはっきりとわかりやすく伝えるようにしましょう。
3.不自然なタイトルにしない
タイトルにはたくさんのキーワードを入れた方が1つの記事で大量にアクセスを集められることは事実です。ですが詰め込みすぎると明らかにおかしなタイトルになってしまいます。
例えば・・・
「石原さとみは整形?目と鼻と口?卒アルは?すっぴん画像は?彼氏も
たくさんキーワードを詰め込みたい気持ちはわかるのですが、これだとアクセスを集めたい欲が見え見えです。
上位表示がしにくく、Googleから「この記事邪魔だな」とペナルティを受ける可能性があります(その記事もしくはサイトの評価が下がり、上位表示できなくなってしまいます)。
ですのでできるだけ自然な日本語でタイトルをつけるようにしましょう。
「石原さとみは目と鼻を整形してる?卒アルやすっぴん画像で比較
とした方が石原さとみさんの整形疑惑に関する記事だということがひと目でわかりますよね。先程のタイトルには「彼氏」というキーワードも入っていましたが、「整形」には関係ない話題なのでこの場合は別の記事で書きましょう。
情報を求めてくる人に対して、客観的におかしなタイトルになっていないか見直すようにしてください。
4.タイトルは2つか3つに区切る
タイトルは自然な日本語にするのが重要ですが、ダラダラと長い文章もNGです。
例えば・・・
石原さとみがドラマ高嶺の花で共演した峯田和伸とフライデーで熱愛報道!
日本語は自然ですが検索されないキーワードが多くなってしまうのと、パット見でタイトルが長すぎて読むのに疲れてしまいます。
そしてフライデーで熱愛報道されたという事実しか書かれておらず(ちなみに熱愛報道は出ていません笑)、「だから何?」という感じです。
タイトルは何について書いてあるのかわかりやすくするため、2つか3つに区切りましょう。
石原さとみの最新彼氏は峯田和伸!?フライデーの内容や馴れ初めは?
石原さとみの最新彼氏は峯田和伸?フライデーで激写!馴れ初めは?
このように余計なワードを外して新たなキーワードを入れた方が、何について書かれているのかがわかりやすくなります。
2つか3つどちらでも構いませんが、私個人としては2つに区切る方が読みやすいのでおすすめです。
人は30文字前後のタイトルを見て一瞬で判断できません。「石原さとみの最新彼氏は峯田和伸!?」と興味を引いた上でその後の文字も読んでもらえるように区切りましょう。
石原さとみさんは恋多き女優さんというイメージで、「石原さとみ 彼氏 最新」などとも検索されているため「最新彼氏」としてみました。また、「フライデーで熱愛報道!」という事実を書くよりも「内容 馴れ初め 出会い きっかけ」こういったワードを入れた方が記事内容がわかりやすくなりますよ。
5.「、」や「。」は使用せず「!」や「?」で区切る
先程のタイトルを
石原さとみの最新彼氏は峯田和伸。フライデーの内容、馴れ初めは?
とすると驚きがなくなりますよね(笑)
「!」を使った方がインパクトを与えることができ、「?」を使うことで興味を引くことができます。
6.興味を引く単語や文字を使用する
タイトルに入れているキーワードを区切っても、羅列してしまったら見栄えが悪くなってしまいます。検索エンジンで上位表示できたとしてもクリックしてもらえません。
キーワードを詰め込みたくなる気持ちはわかりますが、まとまりのないタイトルになってしまう場合は思い切って1つ2つ減らしてみましょう。その分興味を引く単語や文字を入れてみてください。
興味を引くというのは、例えば「スッピンがヤバイ!?」「過去の熱愛暴露!」などです。
これが「スッピンは?」「過去の熱愛は?」だと上よりも興味が湧きませんよね。
このように少しでも興味を持ってもらえるようなワードを使うことで、検索エンジンで上位表示できたときにクリックされやすくなりアクセスを増やすことができます。
ただし使いすぎるとくどくなってしまうので、自然に入れるようにしましょう。
7.丁寧かつスピーディーに決める
ここまでタイトルをつけるコツをお伝えしてきましたが、実際にやってみると考えすぎてしまいなかなか記事を書けない人もいらっしゃるかと思います。
タイトルは重要ですが、書かなければ全く意味がありません。
最初はうまくつけられなくて当たり前です。まずは「10分以内にタイトルを考える」など制限時間を決めて、丁寧かつ素早くタイトルをつけてみてください。
あまり一人で考えすぎず、迷ったらすぐ相談してくださいね。
成長できるタイトル添削の出し方
タイトルを「なんとなく」つけていてはいつまで経っても成長できません。
タイトルをつけるためには関連するキーワード選びも重要になってくるので、「どのキーワードで上位表示を狙っているのか」「なぜそのキーワードで検索されると思ったのか」を明確にする癖をつけましょう。
タイトル添削を出す際に、自分の頭の中を整理するつもりで書き出してみると良いですよ。
・タイトル:〜〜
・狙っているキーワード:〜〜
・ペルソナ:狙っているキーワードで検索する人はどんな人なのか?何がきっかけで、何を知りたくてこのキーワードで検索しているのか?どのように検索されると思ってこのタイトルをつけたのか?
ここまで明確に書いていただければ、添削をする側としてもあなたがタイトルをつけた意図がわかるのでアドバイスしやすくなります。
ぜひやってみてくださいね。
まとめ
今回は芸能記事を例にタイトルのつけ方について説明しましたが、ドラマの場合もファッションの場合もタイトルのつけ方の基本は同じです。
まずはタイトルのつけ方をマスターして、タイトルに入れたキーワードに沿ってユーザーの検索ニーズを満たす記事を書けるよう成長していきましょう。
・アクセスを集めるためにはタイトルが命!
・タイトルをつける7つのコツは頭の中に叩き込もう!
・常に検索ユーザー(読者)の気持ちを忘れないこと
・タイトルをつける度に成長できる工夫をしよう!
・迷ったらすぐ相談